期待を裏切らないトムクルーズのアクションと友情の見せ所!
★★★
IMFのベテランエージェントであるイーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」
の正体を探るため調査を進めていた。
そのさなか、CIA長官アラン・ハンリーの進言により、IMFは政府から解体を命じられる。
そして、過去に数々の騒動に関わっていたイーサンは、CIAによる国際手配受けた。
ある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに
「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかって拘束され拷問を受けるが、
敵方であるはずの謎の美女イルサによって命を救われる。
他の仲間がCIAに残るなか、イーサンだけはCIAから身を隠しながら、独自に「シンジケート」
を追い続け、「シンジケート」が、死んだと思われている各国のスパイ達が集まってできた
ならずもの国家であると突き止めた。一人ではその陰謀を食い止めることはできなかった
ーサンだったが、仲間のベンジーと共に「シンジケート」の作戦を食い止めようと奔走する。
再会したイルサの正体を「シンジケート」に潜入中のイギリスの諜報員だと見破り、
イーサンはら「シンジケート」のボスであるソロモン・レーンの極秘情報が入力された
データファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設に眠っていることを知らされた。
それを敵よりも早く入手するために再び危険なミッションへと挑むのだった。
今作もメーンの水中のインポッシブルに見えるミッションだけでなく、
カーチェイス、バイクの追跡シーン、ロンドンの街中での銃撃戦など
見どころ満載で最後まで退屈せずに見られる。
まあ、何といっても、友達であるベンジーを助けるために、
ミッションでもないのにイギリスの首相を拉致するというインポッシブル
に思えることまでもしようとする、イーサン(トム・クルーズ)の純真さと
誠実さが一番のみどころでしょうね。
ヒロインのイルサも、国家のために危険で困難な任務をやり遂げようとする
一途な信念がイーサンと似ていて2人が視線だけで難局を乗り切るシーンは
それぞれ見ごたえあり。
ヒロインのイルサ役レベッカ・ファーガソンは、スレンダーで可憐な美しさ
というのではなく、意思の強そうな知的な美女で、エージェントである
イルサ役にぴったり。
これももう1回みたいところですが、もう終了らしいので残念。