★★★
1950年代の高級デパートのクリスマスギフト売り場。たくさんの人で賑わうその売場でもひときわ目を引く美しいひと・キャロル(ケイト・ブランシェット)。店員のテレーズ(ルーニー・マーラ)は、赤いリップの美しいキャロルから目が離せなくなる。キャロルに忘れ物の手袋を届けたことがきっかけでランチやキャロルの家に誘われたテレーズ。当初は、「私はランチのメニューさえ決まられなくて・・・」と控えめなテレーズは、単にあまりに美しいキャロルにただただ憧れていただけだったが、次第にキャロルに対して自分の気持を表せるようになり・・・。
ストーリー自体は単調で特筆すべきこともないですが、ケイト・ブランショットの品のある完璧な美しさが、LGBTを美しく表現しています。この時代に、愛娘の親権を放棄してまで自分の生きる姿勢を貫く勇気にも凛とした美しさと品格が漂います。
ケイト・ブランシェットが主役ならではの映画です。
他の人が演じたらたぶんあまり見ていられないと思う。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
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