Poland・Krakow ポーランド・クラクフ。
『シンドラーのリスト』のロケ地を訪ねたくて、アンナさんにお願いしてタクシーでロケ地を回りました。
時間は16:50から約1時間、タクシー代は50ズロチでした。
まずはカジミェシュ地区の歴史から。
ポーランドでは13世記にユダヤ人の法的地位を保証するカリシュの法令が施行されていました。
中世ヨーロッパ中でユダヤ人迫害が吹き荒れていた頃、ユダヤ人たちは迫害をのがれてユダヤ人の基本的な諸権利が法律で保護されていたポーランド王国へ集まってきました。 1335年 にカジミェシュ3世は ヴィスワ川によって王国の首都クラクフから切り離されていた地域に新しい町を作り、この町カジミェシュ と名付け、次第にユダヤ人が増えていきました。
1494年にクラクフで大火があり街の大半が焼け落ちてしまいましたが、これをユダヤ人のせいにされ、焼け落ちて廃墟となっていたクラクフ旧市街の地区に住むユダヤ人はカジミェシュ地区のバヴウ区を提供へ移住させられました。この時からカジミェシュ、特にカジミェシュの南東地域は完全に「ユダヤ人の町」と化しました。
第二次世界大戦時にここで暮らすほとんどのユダヤ人が強制収容所に連行されてしまい、 その結果カジミエシュは廃墟と化しました。 近年、再び賑わいを取り戻しつつあるカジミエシュは、若者のオシャレスポットとなっていますが、多くのシナゴーグが残っているなど、クラクフのユダヤ文化に触れることができる貴重な場です。
たくさんの観光トゥクトゥクみたいな乗り物が走っており、外せない観光地域です。
スタラ・シナゴーグ。
ポーランドでは最古の部類に入るため「オールド・シナゴーグ」とも呼ばれていて、現在はユダヤ博物館として公開されています。
外観だけ。
シナゴーグは男女別に分かれていて、女性用のシナゴーグは屋根が低いそうです。
これはこじんまりとして屋根が低いので女性用と説明されたものだったかな ?
イザーク・シナゴーグ。
カジミエジュ地区の中心街、シェローカ通り広場やユゼファ通りに近いイザークシナゴーグでは、戦前のクラクフのユダヤ人の暮らしを、ビデオとパネル展にて紹介しているそうです。
外観だけだけど、見応えがあるそうです。
ノビ広場。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
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