女王陛下のお気に入り 孤独は危険 ♪

女王陛下のお気に入り 孤独は危険

★★★★☆

ネタバレあり

 

金曜日21:30からの『女王陛下のお気に入り』を見ようと、東宝シネマズ六本木ヒルズに行きました。

この映画自体は空席も目立ったのでそんなに混んでないだろうと思いきや、チケット売り場のフロアーは、売店もこの時間は2階が開いていないこともあって、歩くのにも困るほどの大混雑でびっくり!後ろの人も「え~、こんな時間にこんなに混んでるとは思わなかった~」とつぶやいていました。

売店は長蛇の列でしたので、時間に余裕をもってお越しください・笑。

 

 

 

 

スペイン継承戦争でフランスに勝利して権力の絶頂にいるアン女王。

しかし、プライベートではゴージャスな寝室に、彼女が亡くした17人のこどもたちの名前をつけた17羽のうさぎと暮らす壮絶な孤独の中にいた。

孤独なアンが唯一信頼して頼るのが幼馴染のマールバラ公爵婦人、サラ。
サラは女王に忠実ながらも、財政難にもかかわらず夫が快進撃を続ける戦争を推進するよう女王に迫るなど寵愛を政治に利用しようとはする。

そんな宮廷に、サラのいとこで没落貴族の美しいアビゲイルがサラを頼って訪ねてきたが、彼女が与えられたのは厨房の女中の仕事。
何とか上流貴族に返り咲きたいアビゲイルはスキを見て女王に取り入ろうとし、サラに対立する野党の党首を利用するなどしてサラを差し置いて女王の寵愛を得、サラは宮廷から追放される。

なんと言っても、何が何でも失った貴族の地位を回復しようとするエマ・ストーン演じるアビゲイルの腹黒さが強烈。読書が大好きで教養にあふれ、薬草の知識を生かして毒を盛ったり、美しさを利用して男の気を惹くが、これも自分の地位の回復の道具としかみなしていない性悪女を見事に演じきっています。

女王のお気に入りとなったら毎日ワイン漬けで女王を顧みず、なんと女王が寝ている時に彼女の愛するうさぎを踏みつけるなど性悪女の本領発揮!これを見たら、女王を政治に利用としたサラなんて可愛いもの、結局女王のお気に入りなんて似たり寄ったり、いや、もっとずっとひどい。

実は起きていた女王はアビゲイルがうさぎを踏みつけているのを見ていて、彼女の背信を見抜き、態度を硬化させます。女王は、サラを追放したことを深く公開し、自分の孤独を痛いほど再認識したことでしょう。

 

18世紀のイギリスが舞台となっていますが、ストーリーはいつの時代も変わらぬ3人の女性の愛憎劇と単純で、歴史を知らなくても問題なく楽しめます。

女王の寝室の装飾や宮殿の庭園などとても美しいので見ごたえがあります。

 

 

 

 

 

 

 

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