大平原トラベルツアーの続き。
今日は楽しみにしていたエリザベートが好んで過ごしたグゥドゥルー(ゲデレー)宮殿のツアー。
ハンガリー最大級のバロック様式建築で、1741年以降、ハンガリーの大地主グラッサルコヴィチ家が本宅としていたが。グラッサルコヴィチ家の没落後ハンガリー政府が購入した。
1867年にハンガリー政府からオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に皇帝夫妻に寄贈された。皇后エリーザベトは、故郷のポッセンホーフェン城に雰囲気が似ていて自然が多く保たれたこの宮殿を気に入っていた。
ここにも団体さんがいて、ご覧のように入り口からガイドさんが熱心に説明していますが、クリスィーナさんからは一切説明なしで、「さあ、上に行きましょう」と、各部屋でもガイドさんが熱心に説明して混み合っているのが嫌なのか、うさぎがそこかしこに置かれているシシィの写真に見入っていても、各部屋にある芸術品のようなストーブを指差して「ストーブ」というだけです・うそのようなホントの話。
英雄広場の団体さんガイドが特別熱心なのかと思いましたが、クリスティーナさんが特別だったのですね。
この宮殿は、全体的にオーストリア皇帝が過ごしたと言うほど豪華な感じではなく、ハンガリーらしくどことなく垢抜けていないところがアットホームに感じられて、堅苦しい宮廷生活を嫌ったシシィにとっては居心地の良い宮殿だったのでしょう。
シシィのカラーはすみれ色、皇帝のカラーはワインレッド、乗馬好きだったシシィが誰にも会わずに厩へ行ける隠し扉などがありました。
広大で美しい庭、ここをシシィが馬で駆けたのでしょうか。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
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