イタリア・ベニス、テラッツァダニエリ。
ここは予約必須です。
うさぎたちが待っている間も、人がたくさん来てましたが、「今日は100人の予約が入っている・笑」と言って断っていました。
ただ、ホテルの宿泊客と見られる女性には、遅い時間なら、と案内したようで、実際、21時頃にレストランの席に座っていました。
19時に予約していました。
時間よりちょっとだけ早くレストランに行ったのですが、上の指示が飛び交うなか、スタッフが猛ダッシュで開店の準備をしていました。
「えっ、今まで何してたの、シエスタ ？ 」くらいの慌てぶりで、日本人からしたら呆れるを通り越して、コミカルに感じ、また、見てはいけない舞台裏を見てしまったようで困惑し、少しだけ早かった5分間を外で待とうと Uターンしかけたら、「座って待ってて」と、モデルばりの美しい女性に言われて待っていましたが、その間のスタッフの慌てぶりといったら、すごすぎて目を離せませんでした・笑。
うさぎたちよりちょっとだけ遅く来た欧米人の年配のご夫婦でさえ、明らかにうさぎたちと同じ感想を持ったと見える困惑ぶりが表情にはっきりと見て取れました。
ホテル・ダニエリでさえこの調子ですから、やっぱりガイドさんが言っていた、イタリア人のルーズぶりには、日本人はメンタルがついていかないのかもしれませんね。
ホテル・ダニエリの名誉のために言っておきますが、19時ジャストに案内してくれましたよ・笑。
テラス席は程々に涼しく、気持ちよく過ごせました。
言うまでもなく、ビューは最高。
19時の予約でしたが、サンセットを挟んだ時間で、段々と暮れなずむベニスの風景を堪能しました。席を立つのが名残惜しく、真っ暗になってからもカクテルを楽しみながら3時間ほど粘りました・笑。
サービスは、フレンドリーな感じで気取りすぎていなくて、意外にお気楽にディナーを楽しめて、それもよかったです。
お料理ですが、口コミの評価があまり高くなかったので期待していませんでしたが、期待していなかったせいか、美味しくないとは思いませんでした。
ここは何よりベニスらしいビューを楽しむところだと思います、それがお望みならこのレストランは絶対的におすすめです。
席はテラスの運河側の真ん中に案内してくれました。
うさぎのお世話係のご主人様が言うには、コーナーだとどちらかのビューが良くなくなるので、真ん中がいちばん良いとの意見で、毎日朝食も真ん中あたりに座っていました。
まだ明るく、朝食とは違うベニスの風景を楽しめます。
今日もベニスの風景を見逃すまいと、人がわんさか。
絶好のシャッターチャンス。
アラカルトでオーダー。
シャンパンはVeuve Clicquot をボトルでオーダー。
えびのタルタルとフォアグラのテリーヌ。
月が出てきました。
リゾットと、忘れました。
世界一のリゾットと評されるTrattoria da Romanoのリゾットと大差ないくらいには美味しかったですよ。
コーヒーの代わりにワイン2杯めををグラスでオーダーしてデザート。
真っ暗になって、さらに風が心地よく、去りがたいがために、キールとベリーニでいつも30分位しか食事に時間をかけないうさぎたちですが、今日は3時間も粘りました・笑。
映画「ツーリスト」で、ジョニデとアンジェリーナ・ジョリーがテラッツァダニエリでディナーをするシーンがあります。美しくドレスアップしたアンジェリーナ・ジョリーが、ただのリゾットをオーダーするのですが、スタッフが「素晴らしいチョイスです」みたいな褒め方をします。ジョニデは、「なんでオレには言わないんだ」みたいなことをぼそっとつぶやき、自分の連れている美しい女性が褒められるのはまんざらでもなさそうで、まっ、いいかみたいな表情をします。
この、キールとベリーニをオーダーした時は、スタッフがアンジェリーナ・ジョリーに対するようなセリフを言っていました。映画のマネ ？
また、絶対に行きたいです。
スタッフは、ゲストの写真を撮ってくれたりしてサービス満点でした。
うさぎのカメラをレンズを動かしてピントを合わせてたくさん写真を撮ってくれました。
「トリップアドバイザーにサービス良かったって書いてね」と言うように、トリップアドバイザーの評価はかなり気にしているようです。
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