新宿鮫・大沢在昌

今日の富士山。

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★3つ 初期の作品でこなれていないけど、おもしろいは、おもしろく、一気に読める

魔女シリーズ第1作目の「魔女の笑窪」 、「魔女の盟約」に続く「魔女の封印」も週刊文春での続きが毎回待ち遠しいくらいに絶好調。

そこで、大沢在昌の出世作となった人気シリーズ「新宿鮫」を読んでみよう!と思いました。

本来なら警察機構でのエリート街道を約束されたはずのキャリア組の鮫島だが、その正義感の強さからノンキャリア組と衝突して、エリート街道から「落ちた」。
「落ちた」にもかかわらず、鮫島の正義感は衰えることなく、鮫島は、危険を伴う、捜査、逮捕活動の大半を単独でこなして、キャリア組出身とは思えない記録的な重要犯罪検挙率をあげる。いつしか不意に襲い掛かってくる一匹狼刑事として恐れられ、「新宿鮫」の渾名がついた・・・。

その鮫島が、警官連続殺人犯の犯人がらみの銃の密造者を執拗に追うが、単独捜査ゆえに犯人の巧妙な罠にかかり、絶対絶命の危機に瀕する。
鮫島の、キャリア出身ゆえの頭脳の明晰さと、ノンキャリア顔負けの行動力あり、というキャラ設定は、作品を魅力的にしていると思う。

でも、14歳年下の美人ロッカーの恋人とのシーンは、今どき作家を目指す高校生でも書かないだろうなあ、という感じで、ちょっと何ともいえない。
でも、全体としては、一気読みさせるくらいに面白く、シリーズ次回作を読みたくさせる出来だと思います。

ちなみに、今、シリーズ2作目の「毒猿」を読んでます。

新宿鮫・大沢在昌

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