『ワーテルロー』
ヤン・ウイレム・ピーネマン 1824年。
ブリュッセルの南ワーテルローの戦いでナポレオンの統治に終止符が打たれた。
ピーネマンの絵画では、プロイセン軍が到着した知らせを受けて、ウェリントン公が攻撃の合図を出した瞬間が描かれている。
ウェリントン公は、構図の中心人物である。彼の自信に満ちた態度は、すでに勝利を掴んでいることを示している。彼はシミひとつない平服を着ている。
2人の戦死者が重なり合っている。上に横たわる兵士は、サーベルを握ったままである。ワーテルローの戦いでは合計1万2千人の兵士の命が奪われ、4万人が負傷した。
『ルイ・ナポレオンの肖像画』
チャールズ・ハワード・ホッジス 1809年
彼の眼差しと左手の位置が不均衡な印象を受けるが、これは、当初は国王が竜騎兵のサーベルに寄りかかっていた姿が描かれていたためである。近くで見ると、取り除かれたサーベルが絵の具の下におぼろげに見える。
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