Poland・Krakow ポーランド・クラクフ。
再びヴィスワ川を渡って、旧市街に向かいます。
聖フロリアン門。
聖フロリアン門をくぐると、
民族衣装を着たかわいい娘さんとお父さんでしょうか。
石造りの中世の門にぴったり !
クラクフ旧市街の模型もあったりして気分が盛り上がります。
旧市街のメインストリートの正面には聖マリア教会。
1222年に建設されたゴシック様式の教会で、天を射貫くようにまっすぐ伸びる2本の尖塔が印象的です。
この教会では1時間ごとにラッパのメロディが流れます。吹いているのは、現在7人いる消防士のラッパ手で、勤務時間は朝7時から翌朝7時までの24時間で、その間は教会から出られません。
その昔モンゴル軍がクラクフを襲撃した際に、それにいち早く気づいたラッパ手が敵の襲来を告げるためこの塔からラッパを吹き鳴らしました。しかし、モンゴル兵が放った矢がラッパ手の喉を貫き、ラッパ手はメロディの途中で亡くなってしまったのです。それを悼んで、14世紀から現在にいたるまで1時間ごとに塔から「ヘイナウ・マリアツキ」と呼ばれるラッパが吹き鳴らされています。
まず鐘が鳴り、そのあとそれぞれ違う方向を向いた4つの窓の前で同じメロディを吹きます。
このメロディが、なんとも終わった感のない印象なのは、モンゴル人に矢を放たれたラッパ手を忘れないため途中で終わらせているのだそうです。
どの窓からラッパが出てくるかはわかりません。
ラッパだ !
消防士の制服を着たラッパ手が手を振ってくれます。
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