ラグーンビューにアップグレードしてもらい、ウエルカムの泡を飲みながら、結局夕方から20時頃まで2時間以上も外を眺めていたうさぎ。そろそろ夕食に行きましょう。
ここよさそう、と思うところはみんないっぱいで、結構さまよいました。
どこを歩いているのかわからなくなったころ、ここにしよう、ということになって適当に入ったお店。
うさぎのお世話係のご主人様は、歩くナビみたいな人で、旅行先でもすぐに地理を把握してとても便利な人・笑ですが、それでもここがどのあたりかわかりませんでしたが、あとでレシートから検索したら、ホテルのすぐそばだったんですね。今は何でも検索できて頭を使わないからうさぎはなんにも覚えていません。
席に着いてオーダーしたところで、隣に座った年配のご夫婦の御主人が、”Good evening”と声をかけてきたので、話し始めると、自分たちはナポリで行われた甥の”Bi~g wedding”の帰りにベニスに立ち寄ったんだ、と言うので聞いてみると、その”Bi~g wedding”の花婿さんは、なんと世界で知らない人はいない鳥のマークのつぶやきサイトの元CFOだった人だったのです(結婚式の写真をみせてもらったのでホント)。息子さんもIT系のベンチャーを立ち上げているそうです。
お二人はイラン人で、1979年のホメイニのイラン革命の時にアメリカに亡命して以来アメリカに住んでいらっしゃるそうです。
奥様は不動産業をしていて、中国人が不動産の値をつりあげるとか、トランプが大統領になったら、世界中が悲しむとか、そんなことを話してました。御主人はいろいろなことに詳しく、聡明そうで、自分でもそう思っているらしく、”頭脳さえあればアメリカ国籍なんか楽勝さ”みたいなことを言っていて、話は尽きませんでした。
それにしても、自分がアメリカで不動産業をしていたり、甥ごさんがアメリカを代表する企業のCFOになったり、息子さんがITベンチャーだったり、ペルシャ人はやっぱり優秀なんですね。
でも、やっぱり故郷は懐かしいらしく、お二人の会話はペルシャ語、テヘランはいいところだからぜひ言ってみて、と何度もおっしゃっていました。
あちらも名残惜しそうでしたが、御主人がバラの花を下さって、最後に4人で写真を撮ってお別れしました。
思いがけず、とても楽しい時間でした。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
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