映像がとてもきれい、万人受けすると思います。 ★4つ
手に触れたものをすべて凍らせてしまう魔力を持つエルサ女王。
その力をひた隠しにしてきた女王は、戴冠式の日にその魔力を国民に知られてしまい、
氷のお城を築いて1人でそこに籠もってしまう。
逃げながら国中を凍らせ、お城を築く場面が有名な、Let It Go のシーンです。
アナはそんなエルサを説得しようと氷のお城に向かうが・・・。
ストーリーはそう凝ったものではありませんが、とにかく映像がきれい。
特に、色。
エルサの戴冠式のマントのパープルや、雪の女王としてお城に籠もるようになってからの、
ブルーのマントの透け感とか、本当にきれい。
こういう色は、ちょっと日本のアニメではむりなのかなあ、と思います。
ストーリーはそう難しくないし、いわゆるハッピーエンドなので万人受けすると
思いますし、映像の美しさだけでも十分に見る価値があると思います。
投稿者: うさぎ
最強のふたり
最強のふたりの最高の笑顔・・・人生にはなお希望があることを再確認させてくれる名作です ★5つ
パラグライダーの事故の頚椎損傷のため、首から下が全く動かせない大富豪の障害者フィリップ。失業保険獲得目当てのためだけにフィリップの介護者の面接に来たスラム街出身の黒人ドリス。フィリップは、多数の面接者から、自分を障害者として同情しないドリスを選ぶ。
フィリップにないのは、ドリスのような強靭な肉体。ドリスは、そんなことは意に介さず、フィリップに健常者ができることをなるべくさせてあげようとする。ドリスは、フィリップを車椅子に乗せるときも、フィリップを抱いたままダンスしてみたり、したい放題。障害者用の車ではなく、マセラッティに乗せたり、夜中の散歩に連れ出したり、周囲がハラハラするようなことも平気でする。でも、フィリップはそんなドリスに自分の身を任せるままにするほどドリスに深い信頼を寄せる。圧巻は、フィリップの誕生日会に、ムーンウォークダンスを始めて、動けないフィリップの目の前でダンスすることを躊躇する親類まで巻き込んで大ダンス大会を繰り広げるシーン。ダンスができないのはフィリップだけ。でも、フィリップはそんな愉快な誕生日会を心から楽しむ。
ドリスにないのは、フィリップが持っている知性と富。ドリスには生きる目的もなかった。
ドリスはフィリップの住む自分とは無縁だった生活を垣間見るうちに、抽象画を描いてみたりと、生きることを模索し始める。フィリップはそんなドリスの絵を知人に高額で買い取らせてドリスを応援する。2人は、お互いに自分になくて相手にあるものを羨んだりせず、ないものを補いあって友情を築いて互いに笑顔を取り戻す。特にラストのドリスの笑顔は、フィリップを想う気持ちが溢れていて深い感動と余韻を残す最高の笑顔です。それを察したフィリオプの泣き笑いの笑顔も最高。
派手な演出はありませんが、フランス映画らしいエスプリの効いた会話と、アメリカ音楽がところどころに挿入されることによって、思いテーマも程よく軽くlなり、しゃれた感じに仕上がっていいます。
とても名作だと思います。
アンジェリク・木原 敏江
緑の目の美しいアンジェリクの数奇な運命
★★★★★
アンジェリク・木原 敏江
表紙の絵に惹かれて書店で購入。読み出したらやめられない。
リメイク版らしく、2巻発売まで間がある。とても待ってられない!!
※うさぎがアマゾンで購入したのは6月中旬ごろなので、現在はリメイク版も発売されているかもしれません。
アンジェリク・木原 敏江
アンジェリク・木原 敏江
そこでアマゾンで以前に発売された版を購入。
A.ゴロン、 S.ゴロンの原作を漫画化したもの。原作は読んでません。
主人公は、緑の目と輝くような金髪を持つ、美しいだけでなく強い意思を持つ
純粋なアンジェリク。アンジェリクはフランスの片田舎の貧乏男爵の娘。
黒髪の美しいジョフレ・ド・ペイラック伯爵と幸せな結婚生活を送るはずだった
アンジェリクは、策略と陰謀が渦巻くフランス宮廷の争いに巻き込まれ、ジョフレ
との仲を引き裂かれる。
アンジェリクが再びジョフレとめぐり合えるまでを、金髪の美しい侯爵フィリップ、
ハンサムな幼なじみニコラとの絡みを交えてストーリーが展開される。
ジョフレも素敵だけど、フィリップもと~っても麗しく、まさに少女マンガの王子様。
アンジェリクはジョフレを愛していながらもなんとこの二人とも結婚するのです!!
その理由は複雑でネタばれになるので書けませんが、ストーリーもハラハラなのです。
ストーリーも小説を漫画化しているだけあって読み応えがある上に、とにかく絵が
きれい。アンジェリクのドレスなどため息ものです。アンジェリクだけでなく、男性陣も
とても麗しく描かれていて、これぞ少女マンガ!!!という感じです。
ぜひぜひ読んでみて下さい!!!
サイド・エフェクト
アメリカ映画らしい結末・・・
★★★
精神科医バンクスは、うつ病の28歳の女性エミリーに新薬を処方する。
薬のおかげでうつ病は改善したが、副作用で夢遊病を発症してしまう。
そして、ある日遂に彼女は、夢遊病状態のまま殺人事件を起こしてしまう。
投薬ミスの責任を問われ、窮地に追い込まれたバンクスは、自らの名誉のため、
独自の調査に乗り出す。その殺人事件の背後にある思惑とは・・・。
うつ病という病気を利用した犯罪。
誰が得をするのか・・。
何か書くとネタバレになるので書きにくいのですが、犯罪の動機と結末がいかにも
アメリカ的。
病気を利用するという点で「冷たい月を抱く女」を想起しました。
特にクライマックスのない映画ですが、出演者の演技が素晴らしく(特にエミリー)、
最後まで騙されます。
見応えはあると思います。
エメラルドの海賊・木原 敏江
ありがちなストーリー ★3つ
エメラルドの海賊・木原 敏江
アンジェリクがあまりによかったので購入しました。
お姫様が海賊に恋するが実はその海賊は某国の王子様だった、という
ありがちなストーリーです。
絵もアンジェリクより前の作品らしく、もう一歩です。