アクションシーンはまあまだけど配役の華やかさにかけるかなあ・・・
★★★
ダニエル・グレイグに今までの007のように
美女をみれば口説くようなプレイボーイ的な軽さや
華やかさがないのに、ボンドガールがグラマラスでもない
レア・セドゥと地味目、Mもそこらへんにいそうなイギリスのおっさん、
巨悪のはずのスペクターのボスもいまいち迫力なし、
と全体的に配役がもうちょっと何とかならなかったのかと思う。
ボンドがモニカ・ベルッチ演じるマフィアの未亡人を誘惑するシーンも
なんかぎこちないというかさまになってない。硬派で行くなら
徹底した方が良かったのかも。
ストーリーもなんでボンドガールと2人きりで
砂漠のど真ん中の敵の本拠地に乗り込むんですか、
などリアリティのなさはちょっと・・・。
とはいえ、メキシコシティの「死者の日」のヘリコプいター上の格闘シーン・
ローマでのボンドカーでのカーチェイス・
雪山でのヒロイン救出シーン・
モロッコ・砂漠を走る列車での格闘シーンなど、
それぞれは景色も美しく見ごたえがある。
個人的にはローマの夜景がきれいだったなあ、と。
でも、なんだかんだといっても007。
十分に見ごたえはあるし、もう一度映画館で
見ようと思ってます。
2回目見ました!
1回目に疑問に思ったところやWikipediaでストーリーを読んでまた見るといろいろわかるし、
とても有意義。まあ、お勉強みたいで感性で楽しむのは初回でしょうけど。
それにしてもボンドガールもオックスフォードとソルボンヌを出たエリート医師という知的女性という
な設定も、悩殺系の昔のボンドガールとは違いますね。