(42) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) アムステルダム国立美術館 ♪

アムステルダム国立美術館。

一市民の食卓を描いた風俗画。

特別裕福ではなさそうなのに、それでもパンは豊富で、スープもあり、

サーモンの切り身は大きく、タンパク質も十分に取れる食生活を送っていたことが見て取れ、オランダが豊かで栄えていたことがわかります。

『威嚇する白鳥』ヤン・アセリン 1650年頃。

翼を大きく広げ、威嚇するように首を曲げたこの白鳥は、泳いで巣に近づいてきた犬に警告の声を発している。右手が奇形であったことから「小さなカニ」と呼ばれたヤン・アセリンは、イタリアの風景画でよく知られている。一方で、彼は動物画も描いており、『威嚇する白鳥』は中でも有名な作品である。本作では、卵の1つに「オランダ」、犬に「我が国の敵」、白鳥に「法律顧問」という文字が記されている。これらは、1672年に発生したヨハン・デ・ウィットの虐殺をほのめかしている。アセリンは、デ・ウィットが法律顧問に任命される前年の1652年に死亡しているため、アセリン自身がこれらの文字を書いた可能性はない。

『ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車』 ヤーコブ・ファン・ロイスダール 1668-1670年頃。

ライン川流域の町、ワイク・バイ・ドゥールステーデの風景の中で、大きな風車が存在感を放っている。
怪しい雲行きの空と暗い川の水がコントラストを織りなし、オランダ絵画の特徴として賞賛される雄大な風景を生み出している。

『陽気な家族』1668年。

放蕩家族、みたいなことをガイドさんは言っていましたが、そちらのほうが当てはまるようなハチャメチャ家族を描いた風俗画。

暖炉の上にぶら下がっている紙には、「大人が歌えば、こどもが笛吹く」、つまり、両親が悪い手本を示せば、こどももそれに倣うという本作品の教訓が示されている。

テーブルクロスはぐちゃぐちゃ、右端のこどもはテーブルに座り、床にはフライパンやお皿が転がって雑然としているが、酔っぱらった大人は気にもとめず、何も注意されないこどもたちはやりたい放題・笑。

水差しから注がれるワインを受け取る幼子、あげているのもこども。
将来が思いやられる・笑。

『聖ニコラウスの祝日』 1665-1668年。

12月5日は、オランダ全土の家族が聖ニコラウスの祝日を祝う。これは、何世紀もオランダで続く伝統行事である。こどもたちは歌い、暖炉の前に靴を置き、「シンタクロース(聖ニコラウス)」がプレゼントやお菓子を入れてくれるのを期待する。良い子にはプレゼントが、悪い子にはむち用の枝が与えられる。手前の少女はバケツいっぱいのお菓子をもらっている。隣りにいる少年は、兄が泣いているのを指差して笑っている。兄弟の後ろにいる女中が、靴に入れられた枝を指差している。奥の方では、老婆が動揺した少年を手招きし、天蓋付きのベッドに彼へのプレゼントがまだ隠されていることを示している。

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