武器の間。
世界中の誰もが憧れる水の都、アドリア海の女王と呼ばれるベネチアのイメージとは少し違う武器庫、でも軍事大国でなければ長い繁栄は享受できませんもんね。
目だけ見える鎧、映画で見るやりを構えて突き進む騎乗の決闘シーンを思い出します。
1370年台からは銃器も製造され、こんな機関銃もあった、すごい。
ちなみに種子島への鉄砲伝来は1543年。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥
十人委員会の間。
1310年から1797年に存在したベネチア共和国の統治機構。
十人委員会は、評議会の中から選ばれた30歳以上の者が十人と、ドージェとその6人の補佐官で構成されていた。
クーデター未遂事件がきっかけで設立され、委員会の当初の責務は共和国をあらゆる反逆から守る事であったが、徐々に権限が拡大され、政治の中枢を担うようになる。
雷電を浴びせるために雲から降りてくるヨベ(Jove)を描いている、ヴェロネーゼの天井画はコピーで、オリジナルはナポレオンが戦利品として持ち帰ったためルーブル美術館にあります。
『ヴェネチアにドージェ帽と金貨、宝石を贈るユノー』 ヴェロネーゼ作
羅針盤の間。
司法行政(裁判)専用のフロアの最初の部屋。部屋の角に置かれている「公正の像」の載った大きな木製のコンパス(羅針盤)が部屋の名前の由来。
この扉は、十人委員会の3人の長官および州調査官の部屋の入口を隠しています。したがって、この部屋は長官に呼び出される人が控える部屋になっています。
ライオン口 ( 密告の口 ) の内側に当たる部屋でもあります。
よろしかったらポチをお願いします♥
謁見の間。
『レパントの海戦の勝利を感謝するヴェニエル総督』 パオロ・ヴェロネーゼ作 (1581~1582年頃 )
レパントの海戦は、1571年にギリシャのレパント沖で地中海進出を狙うオスマン帝国に勝利した歴史的な大海戦です。
青だけでなく、赤も鮮やかな色彩。
『ヴェネツィア称揚』 ティントレット作 ( 1584年 )
アドリア海の女王(ヴェネチアのこと)が天上に君臨しています。
『天使に囲まれた死せるキリストを悼む二人のドージェ』ティントレット作
ターバンに注目、遠くトルコからもベネチアに謁見に来る人がいました。
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥
解説をしてくださったのは、鈴木さん、時間いっぱい熱心にお話してくださり、忘れないようにと一生懸命解説部分の写真を撮りましたが、忘れてしまった・・・、でも、解説を聞きながら回ったドゥカーレ宮殿は、とても貴重で有意義な時間でした。
2人だけだったら「きれ~い、すご~い」で終わっていたことでしょう。
ルネッサンス画家の特徴として、ティントレットの影、ティッツァーノの赤、ヴェロネーゼの青、がポイントだそうです。
「密告の口」、所々にありますが、場所によって投書する内容が政治や犯罪などと決まっていて、記名制だったそうです。
共和国時代の高位官や身分の高い貴族専用のもので、24金の金箔と漆喰とフレスコ画に飾られ豪華絢爛そのものです。
上ばかり見ていては足元を掬われます・笑
立体的に見せるデザインの床、モダンですね、シークレットツアーの裏の裁判所の床も立体的デザインでモダンでした。
四角の広間。
『公正と平和の寓話を示唆するジローラモ・プリウリ総督』 ティントレット
4つの扉の間。
宮殿のさらに重要な部屋へ入るための正式な控室。
部屋の名前の由来になっている4つのドアは、高価な東方の大理石で装飾縁取りされています。
『エウロペの略奪』ヴェロネーゼ作。
ヴェロネーゼは、当時の享楽的な貴族文化を反映した独特の作品を多く残しました。
こちらの絵はゼウスがエウロペを誘拐して愛人にした、というギリシャ神話がモチーフ。ヴェ
日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥
今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします?♥