(18) 2017/8 Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 8/30 ( Tue ) アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ (2)

 

Poland・Krakow ポーランド・クラクフ、アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ。

 

 

湿地に沈みそうに建てられたバラック小屋の中は、

 

 

 

 

暖炉があったとはいえ、高い天井が寒々しく、

 

 

 

 

ろくな食事も与えられずに、何段にも区切られたベッドもどきの床板の上にギュウギュウに押し込まれる生活を強いられていました。

 

 

 

女性収容所としてのビルケナウにはこどもも多数収容されていました。

こども収容棟にある絵。

 

学校に行くこどもでしょうか。

 

 

 

 

 

 

労働力がない、女性、こどもの多くが、

 

ガス室に送られました。

 

ガス室の見取り図。

 

アウシュヴィッツ第一強制収容所にあったアウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウのガス室の模型。

左が脱衣所。

左側の地下室がガス室。

 

 

 

証拠隠滅のために爆破されたガス室の脱衣所。

 

 

 

ガス室跡。

 

そう遠くない時代に行われていた蛮行。

繰り返されないように祈るばかりです。

 

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(17) 2017/8 Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 8/30 ( Tue ) アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ (1)

 

 

Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 、アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ。

アウシュヴィッツ第一強制収容所から車で10分程のビルケナウで中谷さんの案内が続きます。見学時間は12:40から13:30までの1時間弱でした。

 

 

 

 

アウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウの象徴としてよく見られる、強制収容所内まで延びる3本の鉄道引込み線。

映画『シンドラーのリスト』の撮影でも使われたところです。

 

 

 

 

「この門を入るとお前たちの出口は煙突だけだ」と言われた、鉄道引込線の入り口の「死の門」。

 

 

 

 

線路上に止めてあるのは、1914年製造の牛運搬用貨車、通称「ユーデルランペ」。

劣悪な環境の貨車で連行された人々は連行途中で亡くなることも多かったそうです。『シンドラーのリスト』でも、シンドラーが貨車に乗る人々にホースで水をかけてあげるシーンがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

いく日も貨物車両に閉じ込められていたユダヤ民老若男女が引き出され、「死の門」から400mの地点で、軍医が彼らを左右に振り分けて選別し、約25%の人々が労働力として選ばれました。

 

 

残りの人々は貨車を降りてから、さらに400m林の方へ歩かされ、「消毒室へ」の看板を目にしながら建物の地下へ誘導されました。

その林のあたりが現在慰霊碑が立っている鉄道引込線の突き当りです。この慰霊碑の立っている左側にガス室がありました。

 

 

「死の門」から慰霊碑まではかなり距離があります。

 

 

イスラエルからは毎年沢山の人がやってくるそうで、ここに座って厳かな表情で話を聞いている人たちがたくさんいました。

 

 

慰霊碑の方からを振り返っても「死の門」はかなり遠くに見えます。

 

 

「選別」されてから400m、人々はどんな思いでこの道を歩いたのか想像すると、胸が苦しくなります。

 

 

 

東京ドーム約37個分の広大なアウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ。

 

 

 

 

大きなバラック小屋が整然と並んでいるのを見ると、有棘鉄線に囲まれていなければ、一見牧場か何かのようです。

 

 

 

 

 

草地に沈み込みそうな佇まいですが、このあたりは湿地で、満足な基礎工事もなく建てられ、特に粗末な作りだったそうです。

たくさんの煙突がある厨房棟。

 

多数あったバラックは解体され、

 

残っているのは、

 

バラックの暖炉跡のみ。

 

 

 

 

残存するバラック小屋も、

 

湿地の上に立っているのがやっとなのか、

 

支えが必要になっています。

 

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(16) 2017/8 Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 8/30 ( Tue ) アウシュヴィッツ第一強制収容所 (2)

Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 、アウシュヴィッツ第一強制収容所。

 

 

到着時にガス室に送られなかった人たちは、財産を没収されます。

人々に希望を持たせるため、あとで自分の物とわかるように名前を書かせてあります。戻れればよいという期待を込めて食器などの日常品を持参する人もいました。

 

撮影禁止エリアには被収容者の毛髪がうず高く積まれた展示もありました。毛髪で布を織って売ったそうです。

ニベアクリーム。

 

 

 

生き延びた人たちも、ワラ敷の粗末な部屋で生活させられ、

ワラのマットレスに大勢で雑魚寝をさせられて叩き起こされ、

 

粗末な3段ベッドにギュウギュウに押し込まれて十分な休息もとれないまま、過酷な労働に駆り出されました。

 

 

洗面所。

壁に描かれている絵。

石けん台。

国際的な批判をかわすために作られていましたが、実際には石鹸だどなく、不衛生な生活を強いられていたそうです。

トイレ。

 

 

 

「カポ」の個室と食事。

ナチス6000人に対して10万人を超える被収容者の暴動を防ぐためには抑圧する必要があり、被収容者であるドイツ人犯罪者などから「カポ」と呼ばれる監視員を選別して他の被収容者よりよい待遇を与え、被収容者を管理するなどしていました。

 

 

 

 

不衛生で粗末な食事しか与えられない劣悪な生活環境により体力を失った状態で、こんな重いローラーを走って作業しなければならなかった人々は、ローラーに轢かれて死亡したりしました。

 

 

 

 

労働で死亡せずとも、脱走者やレジスタンスは見せしめのために「死の壁」で銃殺されました。

献花が絶えません。

銃殺刑の執行者に銃弾が跳ね返らないようにワラでできた「死の壁」。

 

 

 

被収容者の増加で収容施設が不足したため大量虐殺の必要が生じて建設されたガス室。

ガス室の煙突。

内部も公開されており写真撮影も可ですが、写真を撮る気にはなれず、写真がありません。

 

ガス室の天井からチクロンBが投げ込まれました。

 

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(15) 2017/8 Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 8/30 ( Tue ) アウシュヴィッツ第一強制収容所 (1)

 

今回の旅行の一番の目的のアウシュヴィッツ強制収容所訪問。

アウシュヴィッツ第一、第二強制収容所を訪れるなら、映画『シンドラーのリスト』と精神科医ヴィクトール・フランクルヴィクトール・フランクルの著書『夜と霧』、唯一の日本人公式ガイド中谷剛さんの『アウシュビッツ博物館案内』は必見、必読だと思います。

 

 

現地旅行会社で日本語プライベートツアーを予約していましたが、運良く唯一の日本人ガイドの中谷剛さんに案内してもらえることになりました。

帰国してから偶然中谷さんが団体を案内している動画を見ましたが、グループ対象だと、知っていることを早口でずっと話されていたので、アウシュビッツを詳しく知るという意味ではグループでガイドしてもらうのも良いかもしれません。

11:00~12:30までがアウシュヴィッツ第一強制収容所、12:40~13:30までがアウシュヴィッツ第二強制収容所ビルケナウ見学でした。

 

クラクフ旧市街からポーランド・オシフィエンチム市郊外にあるアウシュヴィッツ強制収容所までは車で約1時間30分。

ヨーロッパの中心に位置する、交通の便が良い、郊外で広い土地が確保しやすい、郊外なので犯罪行為が露呈しにくいなどの理由で選ばれたオシフィエンチム市郊外、クラクフ市街からものんびりとした風景が広がります。

 

 

 

アウシュヴィッツ第一強制収容所到着。

いろいろな言語によるツアーが催行されているようです。

 

 

 

うまく写っていませんが。「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる働けば自由になる)」の一文が掲げられています。「B」の文字が逆さまに見えることについて、SSの欺瞞に対する被収容者の抵抗とする説もありますが、実際にはこの書体は当時の流行だったそうです。

門の横から、

建物の周囲には有刺鉄線が張り巡らされていて、触れると感電死ですが、絶望のあまり自ら飛び込む人もいたそうです。

脱走を試みた人たちは撃たれ、見せしめのために放置されることも。

 

 

 

よく晴れた日で、整然と並ぶレンガ造りの建物と木々を見ていると、ここが悲劇の繰り返された場所であることを忘れさせるような風景に思えました。

 

 

 

 

この方が中谷さん。

アウシュビッツ強制収容所について多くを語りませんが、ここでの過ちを通じて世界で起こっている現在の状況をそれぞれの立場で見つめ、同じ過ちを繰り返さないように考えて欲しい、と熱く語る信念の人でした。

 

 

 

アウシュビッツ強制収容所に連行された人々の内訳。

 

 

 

アウシュビッツ第二強制収容所(ビルケナウ)に連行された人々。

 

「ユダヤの星」をつけた人々。

 

 

 

1940-1945年にオランダから迫害され追放されたユダヤ人の連行の様子が動画で展示されていました。

アンネ・フランクもオランダからアウシュビッツ第二強制収容所(ビルケナウ)に連行されました。

 

 

被収容者は、オシフェンチムの貨車駅(1944年5月以降は第二強制収容所ビルケナウに作られた鉄道引込線終着点)で降ろされ、「労働者」「人体実験の検体」、そして「価値なし」などに分けられました。価値なしと判断された被収容者はガス室で殺害されました。

被収容者を選別するドイツ人軍医。

 

 

 

 

即刻の処分を免れた被収容者は、男女問わず頭髪をすべて刈り、消毒、写真撮影、管理番号を刺青されて登録されます。

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(14) 2017/8 Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 8/30 ( Tue ) ホテル ヴェンツル Hotel Wentz の朝食 ♪

Poland・Krakow ポーランド・クラクフ、ホテル ヴェンツル Hotel Wentz の朝食。

 

スタッフも感じよく、食事も少しづつきれいに並べられていて好みでした。

 

真っ白なクロスがかけられたテーブルの横には、

 

 

 

コーヒー、紅茶、ジュースのテーブル。

 

 

 

カップやコップも整然と並べられています。

 

 

 

メインのテーブルの上には、

 

 

 

 

 

 

 

ハム、チーズなどに始まって、

 

 

 

 

 

 

 

ゆで卵、フルーツ、野菜など。

 

 

 

いろいろな調味料も。

 

 

 

ジャムやフルーツも彩りよく。

 

 

 

 

 

 

 

 

パンのテーブルには、

 

 

 

トースターと、

 

 

 

ミニケーキもありました。

 

 

 

メニュー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オムレツも焼いてくれます。

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