ゴーン・ガール

パーフェクトな結婚生活を求めるエイミーの狂気★3つ

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ニックとエイミーは誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向けるが……。
ここから先は火曜サスペンス劇場アメリカ版といったところでしょうか。
殺人の嫌疑を着せられたニックが辣腕弁護士を雇ってメディアで嫌疑を晴らしていこうするなどアメリカンな展開と、後半のエイミーの行動が衝撃的なところはちょっと今までには見たことがないともおもいますが・・・。自宅で週末DVDで見れば十分な感じ。

6才のボクが大人になるまで

リアル感あるファミリーストーリ★3つ

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メイソン(ボク)は、父母の離婚後、母オリヴィアと姉サマンサとテキサス州の小さな町で生活していた。彼が6歳のとき、母は子供たちの反対を押し切って祖母が住むヒューストンへの引っ越しを決める。さらに彼らの転居先に、離婚してアラスカに行っていた父が1年半ぶりに突然現れ子どもたちとの交流が始まる。母はキャリアアップを目指して大学に戻り、やがてその大学の教授と再婚するがやがて義理の父の暴力が始まり、離婚。その後も母に恋人ができたりと、メイソンの環境はめまぐるしく変化するがその間も父との交流は続く・・・。
普通のアメリ人男の子の普通の成長を描いているが、4人の俳優が12年間家族を演じたためか、まるで自分の事のように感情移入してしまうのではないか。見る人の立場によって違うと思うが、うさぎは母親に感情移入。自分のキャリアを確立し、再婚、恋人と、自分の幸せも追求しながらも子どものことをいつも第一に考えるオリヴィア。アメリカ人らしくいつも「独立しなさい」的なことを子どもたちに言いながら、メイソンが大学に行くために家を出るときは「あっという間だったわ」と泣きながら寂しさを口にするオリヴィアを見ると、母親の思いは万国共通、と当たり前のことをリアルに感じる。
たぶんメイソンの家庭環境もアメリカとしてはよくあることなんだろうからストーリーとしてはこれといって山場もないんだけど、なぜかリアルに感じて画面に薄っぺらさがないのは、やっぱり4人の俳優が12年間家族を演じたからなんだろうなあ。
そんな映画は2本とないし、それぞれの方の家族の立場で見られる映画といえ、見応えはあるかな。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

話題作だけど、次のセリフが全部予想できるほどにありきたりでつまらない映画★1つ

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若くして成功したハンサムなCEOグレイと、友人の代理でインタビューに行った女子大生アナが出会って・・・、
とそもそもストーリーが自体がありがちで凡庸。
この原作は世界で累計1億部を超える大ベストセラーになったそうですが、ありがちな出会いにSM契約が
絡んでいて、アナがSM契約に同意するかどうかの心理的葛藤がちょっと普通のストーリーとは違うところ
だそうですが、映画ではそこのところが全く伝わってこないからつまらなくなっているのかも。週刊文春での
原作者E L ジェイムズも阿川佐和子との対談で、自分はテレビ局勤務時代にいろいろな契約書を作成して
いたから契約書を作るのは得意なの、と強調してましたっけ。なのでここのところが抜けてしまうと、本当に
ありききたりなストーリーに・・・。あ、次はこう言うだろうな、とセリフが頭に浮かんできてしまうくらい退屈・・・。
その他にみどころがあるかと言われても、ため息の出るような美男美女のラブシーンがあるわけでもなく、
圧巻な景色が出てくるわけでもなく、何もないなあ。
よほど暇ならDVDで見るのもいいけど、わざわざ映画館で見るような映画ではないと思います。

アマンプロ旅行記完成♪

たった今、元旦から27.5時間かけてアマンプロ旅行記が完成しました。
ゆっくりまったりするはずのお正月に、1日平均9時間!
肩が凝っちゃった。
でも達成感はあり。
明日はゆっくりするぞー!
よろしかったら右下のカテゴリ(旅行>2014/11 Amanpulo)を押して見て下さいね♪