Poland・Krakow ポーランド・クラクフ 、アウシュヴィッツ第一強制収容所。
到着時にガス室に送られなかった人たちは、財産を没収されます。
人々に希望を持たせるため、あとで自分の物とわかるように名前を書かせてあります。戻れればよいという期待を込めて食器などの日常品を持参する人もいました。
撮影禁止エリアには被収容者の毛髪がうず高く積まれた展示もありました。毛髪で布を織って売ったそうです。
ニベアクリーム。
生き延びた人たちも、ワラ敷の粗末な部屋で生活させられ、
ワラのマットレスに大勢で雑魚寝をさせられて叩き起こされ、
粗末な3段ベッドにギュウギュウに押し込まれて十分な休息もとれないまま、過酷な労働に駆り出されました。
洗面所。
壁に描かれている絵。
石けん台。
国際的な批判をかわすために作られていましたが、実際には石鹸だどなく、不衛生な生活を強いられていたそうです。
トイレ。
「カポ」の個室と食事。
ナチス6000人に対して10万人を超える被収容者の暴動を防ぐためには抑圧する必要があり、被収容者であるドイツ人犯罪者などから「カポ」と呼ばれる監視員を選別して他の被収容者よりよい待遇を与え、被収容者を管理するなどしていました。
不衛生で粗末な食事しか与えられない劣悪な生活環境により体力を失った状態で、こんな重いローラーを走って作業しなければならなかった人々は、ローラーに轢かれて死亡したりしました。
労働で死亡せずとも、脱走者やレジスタンスは見せしめのために「死の壁」で銃殺されました。
献花が絶えません。
銃殺刑の執行者に銃弾が跳ね返らないようにワラでできた「死の壁」。
被収容者の増加で収容施設が不足したため大量虐殺の必要が生じて建設されたガス室。
ガス室の煙突。
内部も公開されており写真撮影も可ですが、写真を撮る気にはなれず、写真がありません。
ガス室の天井からチクロンBが投げ込まれました。
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