If Tomorrow Comes ・  華麗な窃盗ゲーム ♪

★★★★

ハリウッドからスカウトされるほどの美貌を持つトレーシー。

資産家との結婚が間近の幸せのなか、マフィアの詐欺にあった母親が突然自殺する。
母親の無実を証明させようと、正攻法でマフィアに迫るが、争っているうちにマフィアを撃ってしまい、刑務所行きになる。ある事故がきっかけとなり恩赦で刑務所を出たあとは、マフィアに復讐を遂げる。
まともな職について出直そうとするが、前科のためにままならず、開き直って、詐欺師・泥棒に転身。ライバルのハンサムなジェフと、難攻不落とも思われる美術品の窃盗ゲームを各国で繰り広げる。

シドニー・シェルダンは、本の中で旅行をしているかのように、いろいろな国でストーリーが展開され、場面がコロコロ変わるのが先を読めたい、と思わせる気にさせるのでは、といつも彼の作品を読んでいて思います。あと、いつも、美男美女ね、そこもポイント、美男美女がインターナショナルな展開、映画みたいなストーリー。

シドニー・シェルダンはどれもおすすめ、昔よく読みましたが、また読んでみようかな。

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服を買うなら、捨てなさい・地曳 いく子

いくつかほんとにその通りと思わされることはある ★4つ

人気スタイリストの書いた本。

1時間位で読めます。

著者は若い頃からお洋服大好きで買いまくりの人生を送ってきた50代の方。

そんなファッション大好き女性が年齢を重ねれば体型やしわなどルックスに難が出てきて今まで通りにはいかないことを豊富な経験に基づいて実感して書いているので、それなりの含蓄はあると思います。

ほんと、この頃ショッピングが楽しくないな?、と思っていたので、やっぱり年齢を重ねるとみんなそうなんだろうな?っていう理由がこの本でわかりました。

だって、『モデルでさえ何でも似合うわけではない』からショッピング行って自分に似合うものはないと落ち込んだりする必要はないし、だったら似合わないものを買うような無駄なショッピングをして服の数を増やさない。

ワードローブには自分に似合う服だけがあればいいのです。

女性は自分に似合わない服ほど憧れてしまう傾向があると思うのでついつい似合わないものを買ってしまうのではないかと。

自分に似合うものをトレンドを上手く取り入れて着こなして自分のスタイルを持つ。これ、アナウインター、黒柳徹子、などですよね。
そのためには『1週間以内に着ない服は買わず』、『自分で面倒を見られる分』の量の服をうまく着こなす。
今持っている着ない服、鏡の前で脱ぎ捨てた服は捨てる。
これ、NGは友人の結婚式用などについつい1回しか着られないようなドレスを買ってしまう、高かったから捨てられない、などねすよね。

『高いか安いかは着用回数で判断する』。

これが私にとっては一番目からうろこでした。
気に入ったいいものをなるべくたくさん身に付けるのは気分もいいし、結局回数で割ればお得。高いから、といって箱にしまったままにしたりハンガーにかけて眺めても仕方がないのです。

多少高くても気に入ったものを買ってガンガン着る。

これが腑に落ちたのは、若いころと違ってどんどん服が似合わなくなるから。
若い頃は今から考えれば何を着てもよかったし、2.3年は同じ服を着られました。
でも年齢を重ねると去年の服もいまいちなのです。
だからいいものを少し買って着倒してまた来年買ったほうがいいのです。

そんなわけで長くなりましたがいい本です。

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後妻業・黒川博行

★5つ 超リアル、後妻業の内幕!筧容疑者ひとりじゃできない後妻業。

結婚相談所の会員の69歳の小夜子は、その結婚相談所の所長柏木から資産家の老人を紹介してもらい、資産家の老人と結婚、死別、財産取得を繰り返す。小夜子と所長は資産家の老人の財産狙いの共犯なのである。このからくりは冒頭から明らかなのでネタバレにはならない。小夜子と柏木の後妻業を暴こうとする元刑事の探偵本多との絡みが本筋。

以前週間文春で著者の黒川博行さんが、警察OBの人には事件の内容だったかを聞くことがある、と言っていた。

筧容疑者の事件も、2年前に死亡した男性から青酸カリが検出されており、前々から捜査が進んでいて、黒川さんは事件のことを知っていてのかなあ、と思うほどタイムリーかつリアルな出版。

筧容疑者の事件では同じ週刊文春が、東大法学部卒業の弁護士が筧容疑者の公正証書作成に何度も関与していたと報じている。
その弁護士が在籍していた法律事務所の当該弁護士のプロフィールは現在削除されていて見られない。
う~ん、やっぱり超リアル!

伴侶をなくした老人の寂しさに付け込む後妻業。
この小説は、そういった老人に付け込む小夜子や柏木の罪悪感のなさを際立たせ、本多もまた自分の欲望のためにその悪事を暴こうとする様を大阪弁の短いセリフで進めていく。

後妻業の内幕とそれを取り巻く人達のエゴがこれでもかと書かれていて、表紙の絵の通り、内容もいわゆるエグく、ある意味読後感のよい小説とは言えないかもしれませんが、こういった老人の寂しさに付け込み自分の欲のために命まで平気で奪える人たちの心境はこういったものかもしれないな、と、これもリアルに感じます。
一文も短くテンポがよいので一気に読めます。

こういった犯罪の内幕を知るにはよい、という意味で★5つ!

後妻業 黒川博行

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新宿鮫・大沢在昌

今日の富士山。

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★3つ 初期の作品でこなれていないけど、おもしろいは、おもしろく、一気に読める

魔女シリーズ第1作目の「魔女の笑窪」 、「魔女の盟約」に続く「魔女の封印」も週刊文春での続きが毎回待ち遠しいくらいに絶好調。

そこで、大沢在昌の出世作となった人気シリーズ「新宿鮫」を読んでみよう!と思いました。

本来なら警察機構でのエリート街道を約束されたはずのキャリア組の鮫島だが、その正義感の強さからノンキャリア組と衝突して、エリート街道から「落ちた」。
「落ちた」にもかかわらず、鮫島の正義感は衰えることなく、鮫島は、危険を伴う、捜査、逮捕活動の大半を単独でこなして、キャリア組出身とは思えない記録的な重要犯罪検挙率をあげる。いつしか不意に襲い掛かってくる一匹狼刑事として恐れられ、「新宿鮫」の渾名がついた・・・。

その鮫島が、警官連続殺人犯の犯人がらみの銃の密造者を執拗に追うが、単独捜査ゆえに犯人の巧妙な罠にかかり、絶対絶命の危機に瀕する。
鮫島の、キャリア出身ゆえの頭脳の明晰さと、ノンキャリア顔負けの行動力あり、というキャラ設定は、作品を魅力的にしていると思う。

でも、14歳年下の美人ロッカーの恋人とのシーンは、今どき作家を目指す高校生でも書かないだろうなあ、という感じで、ちょっと何ともいえない。
でも、全体としては、一気読みさせるくらいに面白く、シリーズ次回作を読みたくさせる出来だと思います。

ちなみに、今、シリーズ2作目の「毒猿」を読んでます。

新宿鮫・大沢在昌

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ミルキー・林真理子♪

★★★ ほとんどが不倫がらみの男女の心理短篇集、娯楽には最高♪

週刊文春で長年エッセイを読んでいるハヤシマリコさん。

遠い昔に直木賞受賞作の本作を読んだ記憶があるけれど、はるか記憶の彼方。

何となくもう一度読んで見ようと思って「最終便に間に合えば」を読んでみた。

ついでだから、アマゾンでレヴューの多かったこちらも購入。表題作他12の短編集。

大体が不倫がらみの男女の心理をあけすけに描いたもの。
どれも、一気に読ませるのはさすが。
でも、読み終えれば感慨などはなく、娯楽として
読むには最適かと。

ミルキー・林真理子

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