ペーテル=パウル・ルーベンス
『ろうそくを持つ老婆と少年』
1616~1617年
ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデン(とその一門)
『キリストの哀悼』
1460~1464年
構図の中央にヨハネに支えられたマリアが息子の傍に跪いている。その深い悲しみは当時、信者たちへの模範となった。
背景にはフランドル地方の典型的な家並みが浮かび上がっている。
ハンス・ホルバイン(子)
『ロバート・チェズマンの肖像』
1533年
南ドイツ出身の画家は、1532年からイギリスで暮らし始め、緻密で表情豊かな肖像画で名声を浴び、4年後にはヘンリー8世の公式画家となった。
この肖像画は有力領主チェズマンを描いたものであるが、ホルバインは王の狩猟仲間だった彼を、鷹番頭の姿で描いている。
ヤン・ブリューゲル(父)及びペーテル=パウル・ルーベンス
『楽園のアダムとエヴァ』
1615年頃
当時の偉大なフランドル画家二人の協力の結実である。ルーベンスが2人の裸体を描き、ブリューゲルが風景、植物及び動物を担当した。
左端のりんごにかぶりついている猿は、原罪を予想している。それは禁断の実を食べようとするアダムを描写する、このタブローの題材である。アダムの頭上に茂った葉の中で光を浴びるぶどうの房は、原罪を償い十字架にかけられて死ぬキリストを象徴している。
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