(45) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) アムステルダム国立美術館  ♪

『ワーテルロー』
ヤン・ウイレム・ピーネマン 1824年。

ブリュッセルの南ワーテルローの戦いでナポレオンの統治に終止符が打たれた。

ピーネマンの絵画では、プロイセン軍が到着した知らせを受けて、ウェリントン公が攻撃の合図を出した瞬間が描かれている。

ご覧の通りとても大きな絵。

ウェリントン公は、構図の中心人物である。彼の自信に満ちた態度は、すでに勝利を掴んでいることを示している。彼はシミひとつない平服を着ている。

2人の戦死者が重なり合っている。上に横たわる兵士は、サーベルを握ったままである。ワーテルローの戦いでは合計1万2千人の兵士の命が奪われ、4万人が負傷した。


左側は、

『ルイ・ナポレオンの肖像画』

チャールズ・ハワード・ホッジス 1809年

彼の眼差しと左手の位置が不均衡な印象を受けるが、これは、当初は国王が竜騎兵のサーベルに寄りかかっていた姿が描かれていたためである。近くで見ると、取り除かれたサーベルが絵の具の下におぼろげに見える。

今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥


海外旅行 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 幸せ・ハッピーへ
にほんブログ村

(44) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) アムステルダム国立美術館  ♪

パリ、1802-03年
英国大使のホイットワース卿が1803年にパリで購入したもの。

時計の文字盤の下ではヴィーナスがキューピッドに文字の読み方を教えている場面がある。
時計の下部の帯状の彫刻には描かれるこどもは、幾何学、天文学、絵画、彫刻に真剣に取り組んでいる。

今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥


海外旅行 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 幸せ・ハッピーへ
にほんブログ村

(43) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) アムステルダム国立美術館 ゴッホ ♪

『自画像』 フィンセント・ファン・ゴッホ。

彼はパリで肖像画の仕事に励み、弟テオからの財政支援に頼ることを減らそうとしていた。肖像画の習作として、彼は常に利用できる無料のモデル、つまり自分自身をモデルにしていた。ゴッホは自画像を研究のための題材ととらえていた。そのため、自画像には安価な材料を使用したり、前作の上に描いていた。アムステルダム国立美術館の自画像も同様で、厚紙の上に描かれている。これは、1887年の春または夏に描かれたもので、明るい印象派へのスタイルの転換が見られる。

今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥


海外旅行 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 幸せ・ハッピーへ
にほんブログ村

(42) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) アムステルダム国立美術館 ♪

アムステルダム国立美術館。

一市民の食卓を描いた風俗画。

特別裕福ではなさそうなのに、それでもパンは豊富で、スープもあり、

サーモンの切り身は大きく、タンパク質も十分に取れる食生活を送っていたことが見て取れ、オランダが豊かで栄えていたことがわかります。

『威嚇する白鳥』ヤン・アセリン 1650年頃。

翼を大きく広げ、威嚇するように首を曲げたこの白鳥は、泳いで巣に近づいてきた犬に警告の声を発している。右手が奇形であったことから「小さなカニ」と呼ばれたヤン・アセリンは、イタリアの風景画でよく知られている。一方で、彼は動物画も描いており、『威嚇する白鳥』は中でも有名な作品である。本作では、卵の1つに「オランダ」、犬に「我が国の敵」、白鳥に「法律顧問」という文字が記されている。これらは、1672年に発生したヨハン・デ・ウィットの虐殺をほのめかしている。アセリンは、デ・ウィットが法律顧問に任命される前年の1652年に死亡しているため、アセリン自身がこれらの文字を書いた可能性はない。

『ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車』 ヤーコブ・ファン・ロイスダール 1668-1670年頃。

ライン川流域の町、ワイク・バイ・ドゥールステーデの風景の中で、大きな風車が存在感を放っている。
怪しい雲行きの空と暗い川の水がコントラストを織りなし、オランダ絵画の特徴として賞賛される雄大な風景を生み出している。

『陽気な家族』1668年。

放蕩家族、みたいなことをガイドさんは言っていましたが、そちらのほうが当てはまるようなハチャメチャ家族を描いた風俗画。

暖炉の上にぶら下がっている紙には、「大人が歌えば、こどもが笛吹く」、つまり、両親が悪い手本を示せば、こどももそれに倣うという本作品の教訓が示されている。

テーブルクロスはぐちゃぐちゃ、右端のこどもはテーブルに座り、床にはフライパンやお皿が転がって雑然としているが、酔っぱらった大人は気にもとめず、何も注意されないこどもたちはやりたい放題・笑。

水差しから注がれるワインを受け取る幼子、あげているのもこども。
将来が思いやられる・笑。

『聖ニコラウスの祝日』 1665-1668年。

12月5日は、オランダ全土の家族が聖ニコラウスの祝日を祝う。これは、何世紀もオランダで続く伝統行事である。こどもたちは歌い、暖炉の前に靴を置き、「シンタクロース(聖ニコラウス)」がプレゼントやお菓子を入れてくれるのを期待する。良い子にはプレゼントが、悪い子にはむち用の枝が与えられる。手前の少女はバケツいっぱいのお菓子をもらっている。隣りにいる少年は、兄が泣いているのを指差して笑っている。兄弟の後ろにいる女中が、靴に入れられた枝を指差している。奥の方では、老婆が動揺した少年を手招きし、天蓋付きのベッドに彼へのプレゼントがまだ隠されていることを示している。

今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥


海外旅行 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 幸せ・ハッピーへ
にほんブログ村

(41) 2017/5 Netherlands オランダ・アムステルダム 5/5 ( Fri ) レンブラント ♪

『使徒パウロに扮した自画像』 1661年。

レンブラントは自身の肖像画として東洋人、兵士、放蕩息子、古代の画家ゼウクシスに扮している。その他にも、豪華で贅を極めた様々な装いの肖像画描いた。この肖像画では、使徒パウロがその特徴である巻物と短剣(ベストから柄が出ているのが見える)を持つ姿を、自身に似せて描いている。使徒パウロはキリスト教の伝道者であった。ヘブライ語のような文字が書かれた羊皮紙は、彼が神を《精霊の剣》と例えた、エフェソの信徒への手紙であることをほのめかしていると思われる。頭に巻いたターバンの両側から、レンブラントの白くなった巻き毛が飛び出している。額には長い皺が刻まれ、親しげな視線にもかかわらず、つり上げられた眉毛が、訝しげな印象を与える。

『カプティン修道士の姿をしたティトゥス』 1660年。

レンブラントの息子ティトゥスを描いたものである。フランシスコ修道会の修道衣に身を包んだ男が、視線を落とし、深く考え込んでいる。アッシジの聖フランチェスコを描いた可能性もある。フランシスコ修道会の規則に従い、修道僧たちは貧しく慎ましやかな生活を送っていた。若い男の粗末な身なりや、遠くに視線を馳せるような表情から、このような規律正しい生活が見て取れる。これこそが、本作品の狙いである。男の背景は、ぼんやりとしか描かれていない。1668年、ティトゥスは、娘ティティアの誕生を待たずしてこの世を去った。

『織物商組合の幹部たち』 1661年。

毎年、アムステルダムの織物商組合では見本検査官として5名の男からなる委員会を任命し、織物の品質の検査をしていた。1662年の委員会がレンブラントに依頼したこの肖像画は、後に世界でも有名な集団肖像画の1つとなった。特に注目すべきは、男たちが鑑賞者の方に向き直っているように見える構図である。軽蔑から歓迎の笑みに至るまで、様々な表情が並んでいる。テーブルを囲むという構図により、部屋に誰かが入ってきて、会議が中断したかのような印象を与えることに成功している。レンブラントは、鑑賞者の視線がテーブルの側面と等しくなるように描くことで、空間的な効果を高めている。この集団肖像画は、スタールストラート(スタール通り)にある織物商組合の役員室に、先に飾られていた5つの肖像画と並んで飾られた。以前からあった肖像画では、いずれも幹部がどっしりと着席している。作品の構図が他の肖像画と合うように、レンブラントが何度もポーズを書き直したことが、X線写真により明らかになっている。

『ユダヤの花嫁』 1665-1669年頃。

豪華なドレスに身を包んだ若い男女が描けれている。男は愛情深く女を抱きしめ、女は夢見るように遠くを見ている。2人は見つめ合ってはいないが、互いに体を向かい合わせて立っているところから、愛情が感じられる。美術収集家のアドリアーン・ファン・デル・フープが1883年にこの絵を購入したとき、彼は本作品について「ユダヤ人の父親が結婚する娘の首に首飾りをかけているところである」と説明した。しかし、男の手は女の左胸に置かれており、女の指先が男の手を優しく撫でるように描かれていることから、この解釈には無理がある。それにもかかわらず、今日に至るまで、本作品は『ユダヤの花嫁』という名で知られている。それは、本作品について誰もが合意できる解釈がまだないためである。聖書のイサクとリベカに扮した夫婦の肖像画という説もある。

ドレスは絵の具を重ねてあり立体感あります。

丸みが感じられ、まるで本物のパールのような立体感。

今日もうさぎの日記を読んで下さってありがとうございます。
よろしかったらポチをお願いします♥


海外旅行 ブログランキングへ

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 幸せ・ハッピーへ
にほんブログ村